041213 koike ayano

総合型地域スポーツクラブによる地域の活性化について

 

平成12年9月に文部科学省によって策定された「スポーツ振興基本計画」において、生涯スポーツ社会の実現を目指すために、具体的な施策として、「平成22年までに、全国の各市町村に少なくともひとつは“総合型地域スポーツクラブ”をする」ということがあげられた。

この総合型地域スポーツクラブというのは、主にヨーロッパなどに見られる地域のスポーツクラブの形態で、地域住民の自主的、主体的な運営により子供から高齢者、障害者までを含む、すべての人々が参加できる、総合的なスポーツクラブである。この施設は、心身の健康の持続はもちろんのこと、地域住民のコミュニケーションの場として、活用されている。

住民参加型、地域密着型ということで、自分の地域に愛着心を持つことにもつながり、地域の活性化が推進されることになるといわれている。そこで、地域に根付いたスポーツクラブの推進による地域の活性化について取り上げることにした。

 

主に、以下の3点に着目する

 

@    なぜ総合型地域スポーツクラブが推進されるのか

A    総合型地域スポーツクラブを育成することのメリットは何か

B    クラブ設立の多様性と将来性

 

参照 http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/club/main3_a7.htm